ユタ滞在記:その3「滝壷へ」 2012年09月12日 チビ君 トラックバック:0コメント:0

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さて。私達は懲りずに翌日もハイキングを続けました。結論から言うと、チビ君にとって一番大変だったのがこの日。なぜなら、メッチャ暑かったし(軽く40度は超えていたはず)、足場がずっとサラサラの砂&岩だったのに加え、滝を目指して進んで行くには往復10kmあったからです。

何度見ても懲りずに「スッゲー!」としか言い表せない景色の中を川沿いにドンドン歩いていくと「Lower Calf Creek Falls」という滝に着くというコースだったので、緑が爽やかでとてもきれいでした。ずっと「緑の木々に、赤茶の岩」の世界が続いている感じ。これは良いです。ずっと生暖かい風が吹いていました。

変わったハチを発見したり、「インディアンの筆」と名の付く植物があったり、先住民が住んでいたと思われる洞窟があったり。今日もお友達のグレッグさんが案内人。チビ君もマーカス君も、昨日の疲れを感じさせない足取りで進んで行きました。

ずいぶんと歩いたよなぁと思う頃、いよいよ滝が見えて水の音が聞こえて来ると、やはり興奮してしまいます。子ども達は一気に走り出してしまいました。水着ももちろん持参しています。涼んで休む気満点です。

私も木陰で着替え、ジャンプして滝壺に飛び込みました。水はとても冷たく、叫んでしまいましたが、一気に疲れが吹き飛びました。気持ちい〜い。最高です。しばらく浮かんで空を見ていたら、皮膚が痛くなってくるくらい。なのでチビ君は水の中にはあまり入らず。それでも十分に涼んだし、最高な形でリフレッシュできました。

そんなもんだから、帰りの5kmは辛かった!特に子ども達にとっては。走り回ったし、水にも入ったから、体はだるくなってくる。なにしろ暑いので、チビ君はとうとう「こんな暑い天気は大嫌い!」とか、「もう歩きたくない」などと言い始め、とうとう泣いてしまいました。

あぁ困った。そうきたか。まさか担いで歩くわけにはいかないし、頼むから泣くなよーとイライラしつつも「そうだねぇ、暑いねぇ、でも歩くしかないよー。みんなで頑張ろ」の繰り返し。

結果としては、残り2キロくらいで逆に元気が出て来たのか、最後は先頭に立ってゴールしたチビ君。「ハイカーズ・ハイ」とでも申しましょうか。極限を通り過ぎると割と平気になるんですねぇ。面白いな、人の力って。ただ単純なのかも知れないけど。

それにしても、南ユタは奥深いです。見所たくさん。むちゃくちゃ楽しんでしまってます。続きます!



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