
前回の日記を読んで誕生日のメッセージをくれた方々、どうもありがとうございました。素敵な一日でした。今日からまた、いつものフォーマットで続けていこうと思います。
さて、今日の一枚は、お箸の練習をするチビ君の写真。このお箸は「エジソンの練習用お箸」とかいうモノで、日本の母が送ってくれました。親指と人差し指と中指をちゃんと固定させて使うもので、お箸自体は上で繋がっています。これならチビ君も上手に使えます。
パジャマ姿で食べているのはいちごジャムのついたホットケーキ。お箸で食べるものじゃないんだけどね〜。まだまだ食べる時と食べない時の差が激しいチビ君。身長も体重も平均値のド真ん中らしいので、あまり心配はしてませんが、日本食をもっと美味しそうに食べてくれると嬉しいんだけどなぁ。

ヨセミテ国立公園の「ハーフドーム」の頂上で30歳の誕生日を祝いたい、というのが私の目標でした。結局、スタートしてから同じ場所に戻ってきたのは11時間後、というハードな一日になりましたが、目標を達成できた充実感っていうのは最高ですね。今日の日記は、「やったぜ!」という想いがきえないうちに、いつもよりも長い文章で、写真も少しだけ多く載せたいと思います。一枚目の写真は、そんなハーフドームを後ろに撮った私のポートレイト。(ダンナさん撮影)

まだ空が暗いうち、懐中電灯を照らしながら朝の6時に山小屋を出発して、歩き続けること約4時間半。森林地帯や過酷な岩山を越えると、やっとこの写真のような場所に着きます。そう、最後の最後で一番の難関が待ち構えているんです。写真ではよく分からないかもしれませんが、列を作って一人一人が鉄のロープにしがみつきながら、この巨大な岩を登っていくんです。

結局そのロープ(ケーブルと呼ばれる)の最後の辺りで、私の足と腕は悲鳴をあげましたが、何とか念願の頂上まで辿り着きました。やったー!朝にスタートしてから、冗談抜きで5時間後ですよ。とりあえず、下界の景色を見ようと崖っぷちまで行ってみる事に。それがこの写真です。周りにいた高所恐怖症の人に「あなたを見ている方が怖い」と言われました。

一緒に頑張ったダンナさんとの記念写真。コースの途中でハーフドームの全景がやっと見えて来た頃、あまりの高さに「あれのてっぺんまで行くの?嘘でしょ?」と驚いていました。「頂上って、どこか違う場所じゃないの?」私も最初は信じられなかったけれど、一歩一歩の積み重ねで、人はいろんな場所に行けるものだと実感しました。これは人生そのものの比喩ですね。

「30歳おめでとう!」の写真。ここではこんな笑顔を振りまいていますが、下山するのはもっと大変で、爪先の水ぶくれの痛みに耐えつつ、「あのチビ君(4.3kgあった)を自然分娩したんだから、私には何だって出来るはず!」をモットーに帰路を進みました。ふぅ。無事に帰って来れて良かったです。10年後くらいに、チビ君と3人でまた挑戦したいなぁと思います。今は前代未聞の筋肉痛でボロボロです。ダンナも私も老人夫婦の様にヨロヨロしながら歩いてます。私の記念すべき誕生日はこんな感じで過ぎていきました。30代も、はりきって行きますよ!

再び、チビ君とパパの写真。お揃いのオバマTシャツを着ているポートレイトです。先日テレビでオバマ氏が出ていたら、チビ君は「オバマ!」と叫んでいました。笑っちゃいますね。
もし、今回大統領に選ばれた人が4x2年間の任期を全うするとなると、その頃にはチビ君は12歳になっているわけです。その、チビ君の幼少時代のコアになる大事な年月を、オバマ氏のような、若くて実力がある、白人と黒人のハーフであるリーダーを自国の大統領として見ながら育つのと、マケイン氏のような、古いタイプの共和党爺さんを見て育つのではどんな違いでしょうか。それを考えると、なんだか恐ろしくなります。
そんな懸念はさておき。私は明日30歳になります。これからダンナと二人でヨセミテ国立公園まで行ってきます。12時間のハイキングをして「ハーフドーム」の頂上まで登るつもりです。ずっとやりたかった事を、いざ実践してみようとなると、少し緊張しますね。エネルギー、送って下さい。

さて、あと1ヶ月半、大統領選の結果が出るまで、私は心の奥底で緊張し続けるでしょう。我が家はもちろんオバマ氏を全面的に支持しています。どうなることやら。終始ドキドキ状態です。
私は米国人ではないので選挙権はありませんが、とりあえず「オバマ氏のサポーターですよ」というアピールはしています。今日の写真は、そんなオバマTシャツを着るダンナさん。彼はいつも黒ぶち眼鏡をかけているのですが、それを取るとキレイな青い瞳が見えて、なかなかのハンサム君です。
民主党大会でオバマ氏の演説を聞いた時、感動して涙ぐんでしまいました。久しぶりに心を揺すぶられたオレーターです。私の米国滞在(約10年)のほとんどはブッシュ政権でした。本当にウンザリさせられました。毎日、暗いニュースばかりですもの。これからの4年間は、違った方向からやってくる希望の光を見たいものです。

